放浪の写真家です。
1958年5月7日、山形県河北町生まれ。
学生の時ヨーロッパを8ヶ月旅行しましたが、お金がなくなって、フランス・パリの日本レストランで、ギャルソン(ウエイター)のアルバイトをすることになりました。そのとき偶然バイト先近くの本屋で見た写真集に興味を覚えました。それは日本人写真家がフランスで出版したものでした。「言葉がわからなくても、写真は世界共通語になるんだなぁ」と思ったのです。それが「写真」を始めたきっかけです。
82年、旅から戻り、山形大学工学部を1年遅れて卒業しましたが、結局就職はせずに、バイトと旅行を繰り返す生活が続きました。バイトでお金がたまるとアジア各地を旅し、自己流で写真を撮り続けました。
初めての写真展、中国雲南省をテーマにした『雲の南に』を開いたのは、90年のことです。その後、テーマは、メコン河(源流から河口まで)へと移ってゆき、90年代中ごろまでメコン流域の各国を何度も旅しました。その集大成として写真集を出版し、全国各地で写真展『メコン河』を開きました。
それから現在までは「日本と世界の稲作文化」、とくに「アジアの棚田」をテーマにしています。
08年から、埼玉県秩父地方の、祭りや風景を撮影しています。
09年から「犬連れ日本一周の旅」をして、新しい写真テーマとして「犬と日本の風景」を撮影しました。
現在は「秩父」、「電線王国」、「旧暦 月と太陽」などがテーマです。
主な著書は、『メコン河』(NTT出版)、『Mekong the Last River』(Cadence Books)、『メコンを流れる』(NTT出版)、『日本の棚田百選』(小学館)、『アジアの棚田 日本の棚田』(平凡社)、『棚田を歩けば』(福音館間)、『地方競馬の黄金時代』 (共著/戎光祥出版)など。
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下の写真は今までの撮影テーマの一部です。
「雲南省の棚田」「山形県の棚田」「新潟県のハサ木」「秩父江戸巡礼古道」
「秩父皆野の川瀬祭」「犬と白川郷」「マダガスカルの女性」「雲南省の長街宴」