Campur ブログ
2018年 8月 22日
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『犬像をたずね歩く――あんな犬こんな犬32話』
2018年8月20日出版 写真・文: 青柳健二 A5判・並製、180ページ、フルカラー、定価1800円+税 犬像を撮り始めたきっかけについては、前著『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』(青弓社刊)で触れたように、妻と愛犬ビーグル犬ヴィーノといっしょに約1年間かけて日本一周の車旅をしたとき、偶然出会った犬像に興味を引かれたことに始まりました。 その後、犬像を調べてみると、全国には数多くの犬像が建っていて、それぞれ由来・伝説・伝承・物語などが伝わっていることがわかりました。 忠犬・名犬は今でもたくさんいますが、像になる・像にする、というのは一歩飛び越えた何かがあります。像にすることで、思い出は長く保たれることもあるでしょうが、その犬に対する関係者の愛情の深さや感謝の気持ちやこだわり、時には畏れを強く感じます。 犬像を探す旅は続いていて、前著出版後、読者の方々から犬像の情報をいただいた結果、現在150体以上を訪ねています。(日本の場合「犬」と「狼」を完全に分けるのは難しいところもあるので、狼像も含めれば250体以上) 今回は時間的なバリエーションにもこだわってみました。具体的には、犬像のルーツと言えそうな、栃木県や埼玉県の遺跡から出土した縄文時代の犬形土製品や、群馬県や大阪府の古墳時代の犬形埴輪なども訪ねました。一番新しいものは、2017年4月15日に除幕式が行われた茨城県石岡市のみんなのタロー像です。 全国的には有名ではなくても、その地域で愛され、語り継がれる犬たちの物語がたくさんあります。消えかかっている物語もあったので、それを何とか救い上げてみたいという気持ちも芽生えました。縄文時代から平成の時代まで、犬だけではなく動物や自然と日本人の関わり合いがどのようであったのか、お伝え出来たらうれしく思います。 なお、多くの犬像を訪ねてみると、カテゴリ分けした方が分かりやすいと思ったので私の勝手な分類ですが13章の構成にしてみました。前著で紹介した犬像で重要と思われるものは再び登場します。約100体の犬像が収められています。犬像を撮り始めたきっかけについては、前著『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』(青弓社刊)で触れたように、妻と愛犬ビーグル犬ヴィーノといっしょに約1年間かけて日本一周の車旅をしたとき、偶然出会った犬像に興味を引かれたことに始まりました。その後、犬像を調べてみると、全国には数多くの犬像が建っていて、それぞれ由来・伝説・伝承・物語などが伝わっていることがわかりました。 忠犬・名犬は今でもたくさんいますが、像になる・像にする、というのは一歩飛び越えた何かがあります。像にすることで、思い出は長く保たれることもあるでしょうが、その犬に対する関係者の愛情の深さや感謝の気持ちやこだわり、時には畏れを強く感じます。 犬像を探す旅は続いていて、前著出版後、読者の方々から犬像の情報をいただいた結果、現在150体以上を訪ねています。(日本の場合「犬」と「狼」を完全に分けるのは難しいところもあるので、狼像も含めれば250体以上) 今回は時間的なバリエーションにもこだわってみました。具体的には、犬像のルーツと言えそうな、栃木県や埼玉県の遺跡から出土した縄文時代の犬形土製品や、群馬県や大阪府の古墳時代の犬形埴輪なども訪ねました。一番新しいものは、2017年4月15日に除幕式が行われた茨城県石岡市のみんなのタロー像です。 全国的には有名ではなくても、その地域で愛され、語り継がれる犬たちの物語がたくさんあります。消えかかっている物語もあったので、それを何とか救い上げてみたいという気持ちも芽生えました。縄文時代から平成の時代まで、犬だけではなく動物や自然と日本人の関わり合いがどのようであったのか、お伝え出来たらうれしく思います。 なお、多くの犬像を訪ねてみると、カテゴリ分けした方が分かりやすいと思ったので私の勝手な分類ですが13章の構成にしてみました。前著で紹介した犬像で重要と思われるものは再び登場します。約100体の犬像が収められています。
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