2010年 10月 27日
写真ページに「浅草(羽子板市の日に)」をアップした。浅草の写真はちょっと前に写真をまとめていたのだが、なかなか気がのらず、しばらく放置していた。放置していた一番の理由は、個人的に、下町がちょっと苦手、という意識があるからだ。下町を歩くと、なんとも切ない気分になってくる。演歌が流れてきたりするのもやりきれない。だから赤提灯で飲んだことも一度もない。子供の頃、山のほうの新興住宅街で気ままに遊んでいたので、人が身近にたくさんいて、何かと干渉しあうような世界は苦手なようだ。時代劇の長屋の場面なんかもダメで、歴史は好きでも江戸ものはやっぱり苦手だ。
…と、なんだかネガティブな話をいろいろしてしまったが、食わず嫌いというのも多分にある。それに最近は川から街の灯を眺めることも多いし、夕暮れから夜にかけて川岸をずっと歩いていると、遠くの街の灯がひどく恋しくなったりもする(こともある)。
またそのうち、浅草を歩いてみよう。