2010年 7月 12日
香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還されたのは1997年7月1日。
地図
ここ最近の中国の発展ぶりには驚かされます。
初めて中国へ行ったのは、1984年のことでした。香港で中国の個人ビザ(華僑用だったかもしれません)を取り、香港に3日ほど滞在してから国境へ向かい、歩いて国境を越え、シェンチェンの駅から列車で広州へ。
駅前の人の多さと匂いと騒音でカルチャーショックを受けました。初めてヨーロッパへ行ってもまったく感じなかったカルチャーショックというものを、同じアジアの中で受けた衝撃は、また特別なものがありました。
「似てるのに、まったく違う」 それが初めての中国の印象です。
そんな80年代の中国のモノクロ写真です。急激な発展をしている中国では、20数年も経つと「古写真」と言ってもいいくらいかもしれません。
まず第一弾として1984年と85年の、香港・広州・陽朔などの写真を掲載します。
当時は当然デジカメはなかったので、これは、コダックのトライXというASA400のモノクロフィルムで撮影しています。それをフィルムスキャナーでデータ化したものです。なので、フィルムの粒子が多少気になるかもしれません。