2010年 8月 02日
吐魯番(トルファン)盆地は、中国でもっとも暑い地域で、「火州」と呼ばれ、夏は50℃になることもある。天山山脈の雪融け水が、カレーズという水路によって運ばれ、砂漠の中の緑のオアシスとなっている。
地図
砂漠のオアシス吐魯番(トルファン)。
町から西に約10kmほどいったところに交河故城があります。ヤルナイゼ川の中洲にあたる、高さ30mの細長い大地に開けた、南北約1700m、東西300mの古代都市「ヤールホト遺跡」です。
神殿跡でしょうか、ひときわ高い塔が目を引きます。
この塔の、いろんな写真を撮りました。黒々とした雲の中で、陽が沈むころ帯状に明るくなった空の中で、星空の中で、そして明け方。
ちょうど太陽が塔と重なる場所を探して写真を撮りました。周辺には大きな建物も、山もないので、ほとんど地平線から昇る太陽のようでした。
トルファンの町の、秋に開かれた「ブドウ祭り」では、民族衣装で着飾ったウイグル族女性の踊りや、ラクダやウマに乗った男たちのパレードが練り歩き、砂漠の中のオアシスのトルファンは、観光客であふれ、1日中にぎわいを見せました。
ホテルにはぶどう棚があって、日中でも日差しをさえぎってくれて、涼しくすごすことができます。この日陰で食べるハミ瓜やブドウのおいしかったこと。