2010年 8月 08日
中国青海省の青海湖は中国最大の湖で、世界でもアメリカのグレートソルト湖に次いで第2位の内陸塩湖。海抜3205mの高地にあり、周囲は360km。欧米では「ココノール」の名で知られる。
地図
青海湖は、ココノールの名で知られますが、「ココノール」はモンゴル語(蒙古文語)だそうです。湖の周りで牧畜業を営んでいるのはチベット族ですが、モンゴル族の村も点在しています。
ところで、2005年5月、青海省で発見された死んだ渡り鳥を検査したところ、H5N1型鳥インフルエンザウィルスに感染していたことがわかった、というニュースがありました。
渡り鳥で有名な「鳥島」のこれらの写真は、鳥インフルエンザなど聞いたこともなかった10年以上前に撮影したもの。 ここに何千羽という渡り鳥がやってきます。ということは、反対にここからアジア、ヨーロッパ各地に渡り鳥が飛んでいくということでもあるんですね。感染した渡り鳥がインフルエンザを伝える危険性が指摘されました。
現在はどうなっているのか、情報を確かめてからお出かけください。