by:小峰 昇 | 2010年 7月 16日
私の住んでいる京都の街。観光名所もそうでないところも、散歩の途中で思わずカメラを向けたくなるものや風景に、つぎつぎに出会う。
ひとけの少ない場所に三脚をたてて露出をはかり、ケータイのストップウォッチを見ながらシャッターを開き、そして閉じる。ちいさな針孔が、目の前にひろがる景色のひかりを、時間を、空気を吸いこんでフィルムに定着させる。