2010年 7月 12日
慶州(キョンジュ,Gyeongju)は、大韓民国慶尚北道の歴史的な古都。郊外には、1995年に世界遺産登録された石窟庵と仏国寺がある。
地図
慶州市内にも旧い町並みが残っています。夜歩いてみると、白壁が続き、独特の雰囲気があります。三脚を立てて、街灯の明りだけで写真撮影しました。
写真を撮り終えて、駅前のゲストハウスへの帰り道、大鍋からおいしそうなスープを汲んでいた食堂があって、思わず入ってしまいました。なかなかうまいスープです。
「ヘジャンクック(解酊スープ)」というそうです。酒を飲んだ後に食べる、消化を助けるスープで、豚の背骨や牛の血の固まりを煮込んだものでした。見た目は、ちょっと毒々しいですが。
昔、慶州駅前の南側に、置屋街があって、酒を飲んだ後、女たちが食べたのが「ヘジャンクック」だといいます。店は24時間営業で女たちが来るのは朝の4時頃でした。今は、この置屋街はなくなりましたが、ヘジャンクックの店だけは何店か残ったとのことです。