myanmar_putao01_2

ヒマラヤの東はミャンマー北部のカチン州に達している。そこには、東南アジア最高峰のカカポラジ(5,881m)がそびえている。東南アジア最高峰はなぜかマレーシアのキナバル山といわれているが間違いだ。このヒマラヤの東への玄関口になるのがプタオ(Putao)。ここにはジンポー族(カチン族)、ラワン族、リス族、チベット族など多くの少数民族が住む。

プタオの空港に降り立つと東南アジアとは思えないすがすがしい空気が満ちていた。地平線には雪山が連なっている。まさに、東南アジアのスイス(行ったことはないが)だ。ここから往復1週間で標高3,655mのポンカンラジという雪山に向かう。ラワン族のポーターは、男性5名女性5名と男女同数だ。男女混合だと男も女も張り切るらしい。

私は普段の運動不足がたたり、早くも1日目でふらふら。カメラ以外の荷物はポーターにまかせる。地元のポーターたちはさすがだ。サンダルで山道をすたすた上っていく。夜になると、みんな元気に合唱大会になる。私もむりやり日本の歌を歌わされる。ラワンの人たちはキリスト教徒が多いので賛美歌で鍛えられている。みんな非常にうまい。海外だとどこでも歌を歌うことを強要されるのが私の頭痛の種だ。特に、初めて日本人と会ったなんていう人たちが相手の場合が困る。私が下手ということは、日本人は歌が下手ということになるからだ。ということで、私は各地で日本人の評判を落としていることだろう。

4日目にはかなり上のほうまで来た。頂上まであと3〜4時間というところまできて雪が深くなってきた。雪で足下が全然見えないので、時々ずぼっと胸まで雪に埋まる。私は山の素人、これ以上は危険だということで、残念ながら撤退することにした。

下山途中、女性ポーターたちの記念写真を撮ることにした。すると、二人がちょっと待ってとどこかへ消えてしまった。しばらくして戻ってきたら、すっかり見違える姿になっていた。わざわざラワン族の民族衣装を持ってきてたのだ。雪上のモデル撮影会になった。

 

新着 Photo

iPhone 散歩(ラスベガス)
2010/12/21 - 後藤 修身

プイ族のロウケツ染め
2010/12/20 - 青柳 健二

植物幻想(明治神宮御苑ほか)
2010/11/16 - 柴田 徹之

iPhone 散歩2
2010/11/12 - 後藤 修身

非日常的な散歩道
2010/11/10 - 柴田 徹之

最新コメント

  • 初めまして。 私、日本のテレビ局で働いている ... More...
  • 同じアシア人、 こんにちは、馴染めまして、よろ... More...
  • こんにちは、はじめまして。 「Kindle 写... More...
  • 2009年にこの写真に写るネパ ーリババとはネ... More...
  • 私は陰陽という思想は悪側の論理 と考えます.な... More...
  • 秋の気配、にほいたつ 足の気配もにほいたつ More...
  • 撮影byあしくさおじさん More...
Do Joomla!
Copyright © 2010 Campur Photo
simili viagra online viagra pagamento contrassegno kamagra in berlin kaufen levitra pil kamagra mg oral jelly comprar portugal vendo levitra viagra rezeptfrei wo viagra pasti cialis 20 mg pris cialis generiek
cialis vendita on line in italia cialis generika rezeptfrei miglior prezzo cialis mg viagra verkoop acheter kamagra inde cialis preis deutschland cialis preço commander du levitra en pharmacie en ligne viagra verkaufen cialis a miglior prezzo