by:後藤 修身
|
2010年 10月 10日
iPhoneの機能に、GPSによる道案内がある。Googleマップで目的地を入力すると自動的に現在地から最短距離のルートを示してくれる。先日、錦糸町駅から「なあ~じゅ」というジャズライブの店まで一人夜道を歩いた。iPhoneによると、徒歩の最短で1.9km、23分と出た。現在位置が常に表示されるので道に迷うことはない。ずんずん歩いていく。錦糸町に土地勘はあるのだが、iPhoneは全然知らない道を示している。おお、錦糸町にはこんなところがあったのか。
あれっ? 道を見失った。この地図を見て道に迷う人間などいるわけない。でも、左に入る路地なんてなかったぞ。
地図に出ていた路地はなんと、幅が1mちょとしかない単なる建物と建物の間だった。とまあ、こんな具合に普段だったら絶対に通らないような道を通り「なあ~じゅ」にたどり着いた。
これは使いようによっては面白いかもしれない。普段歩いているところでも、知らない路地を歩くことになるからだ。GPSによって「道に迷う楽しみ」はなくなってしまったが、使いようによっては別の楽しみ方もあるようだ。
iPhone4で撮影