2010年 7月 28日
インド最北の地ラダック。
2002年5月、デリーから飛行機でラダックに飛んだ。10年ぶりのラダックは意外なほど静かだった。デリーで印パの緊張を少し耳にはさんだが、おそらくそれが原因らしい。ラダックはパキスタン国境に近いインド最北端の地だ。あとで聞けば、印パの緊張は数日のうちに頂点に高まり、デリーの安宿にまで各国大使館から避難指示が来て大変だったようだが、何も知らない僕は、久しぶりにラダックの空を眺めて開放感に包まれていた。
ラダックはただそこにいるだけで幸せになれるような気がする。乾燥した砂と岩だらけの大地、雪をかぶるヒマラヤの山々、真っ青な空、そしてオアシスの緑、これほど美しい場所をほかに知らない。
ラダックはただそこにいるだけで幸せになれるような気がする。乾燥した砂と岩だらけの大地、雪をかぶるヒマラヤの山々、真っ青な空、そしてオアシスの緑、これほど美しい場所をほかに知らない。